20. 体育大会 - 騎馬戦後編 -

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「すげーな。20 話だよ」
「いーから!!試合始まんぞ!!準備しとけ!!!」
「はい......」

―― 一騎は 4 人で組まれる。あれ?だとうちのクラス 2 人余るけど?
「そこは 2 年生を借りてくんだよ!
 今はしゃーないから肩車しとけ!!!」
―― 無茶な。
「いいんだよ!ぃいーんだよ!!
 俺はなァ、肩車 V.S. 普通の騎馬という闘いで
勝ったこともあんだよ!!」
―― すげぇじゃん。
「すごくねぇよ!!俺は普通の騎馬だったよ!!」
―― なら当たり前じゃねぇかァァ!!
―― 普通の騎馬が肩車いじめてんじゃねぇよ!!
「ところが俺は肩車でも勝ったことあんだよ!!」
―― 相手が肩車じゃねぇだろーなァ!!
「ちげェ!!普通の騎馬だ!!」
―― どうやって勝ったんだァァ!!
「俺がパーで、相手がグーだったんだよァァ!!」
―― わざわざ肩車と騎馬でジャンケンすんなよァァ!!!

―― そろそろ始まんぞ。

担任「乗馬ァ!用ォォォォ意ィゥァ!!!」
―― 担任気合入れすぎだろコレ!!
担任「つべこべ言うな!乗馬!!」

パァン!

「何だ!花火かァ!!」
―― ボケてねーで動け!!始まったんだよ!!
「よ〜し、みんな相手の出方をうかがっとけ!」

―― どちらも、普通の騎馬 5 騎 + 肩車 1 騎。

―― どうしたことか、どちらもあまり動こうとしない。
「どうやら相手も同じこと考えてるらしい......
 タイミングを計るつもりだ。それを逃したら勝ち目はねぇ」
―― タイミングが来たら?
「もちろん、6 騎みんなで向かっていくよ。
 後は野となれ山となれ」

―― そういえば、どうやったら騎馬を倒せるの?
「ぶつかって崩すか、頭のはちまきに挟んだ札を取るかだ。
 時間無制限、全滅した方が負ける」
―― 厳しいけど、それが闘いってもんだな。
「ああ。行くぞ」
―― え............

「うああああーーー!!!」

―― そこには果敢に攻めていく 12 騎がいた。
―― 札を取り取られ、崩し崩され、この場を戦場と呼ばずして何と呼ぼうか!
―― みるみるうちに減っていく両軍の騎馬。え?騎馬だけ?

「肩車ァァ!!頑張ってるかァ!?」
肩車の騎手「ああ!!大丈夫だ!!任せろ!!」

―― 肩車同士、取ろうとしたり崩そうとしたりの大熱戦!!
―― 肩車はそれ同士で戦うことが暗黙の了解となっていた。
―― 誰にも邪魔されない、騎馬にも邪魔されない、世界。
―― と!!

肩車の騎手「よっしゃぁ!」
―― 我々の肩車が札を奪い取った。
「よしぁ!!こっちも最後だ!!」

―― 30 秒の大激戦の後、決着を見た。
―― 我らがクラスは騎馬 1 騎 + 肩車 1 騎が残り勝利!!!

「みんなよくやったよ。お前も頑張ったか?
「......ああ、頑張った」
「大丈夫か?最初の『はい......』以降何もしゃべってねーぞ?」
「お前らが進めるからしゃべれなかったんだよ!!」

〜執筆後記〜
闘いを事細かに書けませんでしたが、
勢いのある前半、すこし落ち着く中盤、再び勢いのある後半と、
メリハリをサッとつけていけました。
そして 20 話を書くことが出来ました。これも読んでくださる方々のおかげです。

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