―― 体育大会が終わりゃ合唱発表会しかない。
―― ふたり、どういうわけかその実行委員会に入った。
担任「今日放課後委員会発足、会議室集合、緊急」
「了解、帰宅準備完了次第、会議室突入予定」
担任「一人？相棒？」
「勿論相棒。相棒――」
「何？」
「今日放課後委員会」
「場所？」
「会議室、了解？」
「了解、会議室」
―― ...会議室。
委員長「全員集合。副委員長、号令」
副委員長「起立。只今、第五百回合唱発表会実行委員会...」
委員長「五百回！？
五百年前、何時代！！？」
副委員長「戦国時代」
委員長「学習済！！ 今年、第五十回！！ 正確発言要求！！」
副委員長「面倒〜。只今、第五十回！！！」
委員長「.........不完全！！ 正・確・発・言！！」
副委員長「只今、第五十回合唱発表会実行委員会解散！」
委員長「発足！」
「彼等、会話上手」
「同意。漢字限定会話、絶妙成立中」
「......」
「......」
「我々、黙認不可能」
「挑戦」
「委員長――」
委員長「何事？」
「漢字限定会話、困難？容易？」
委員長「困難。平仮名・片仮名使用不可、日本語難解、超難解」
「......。副委員長？」
副委員長「容易容易」
「漢字限定表記、『そんなわけねぇだろ』、何？」
副委員長「『損菜訳根枝路』」
「音限定！？」
―― 今日、大変疲労。
「漢字中止希望」
「同意。委員長・副委員長、会話上手」
「実力者」
「......。もう止めね？」
「了承......いいよ」
「続けたかったのかよ」
〜執筆後記〜
大変疲労。
行き当たりばったりのネタになり、後悔気味ですが何とかしたいです。
ページの先頭へ戻る
Two Students へ戻る
トップ ページへ戻る
