COM サーバー アプリケーションのモジュール クラスです。
WTL を利用する際には、この型のオブジェクトを _Module という名前でグローバルに定義する必要があります。
(プロジェクトをウィザードを利用して作成した場合、通常定義されています)
通常のアプリケーションの場合は、代わりに CAppModule クラスを利用します。
プログラムは、開始時に Init メソッド、終了時に Term メソッドをそれぞれ呼び出す必要があります。
これらのメソッドは、CAppModule クラスの Init メソッド、および Term メソッドをそれぞれオーバーライドしています。
タイプ : クラス
継承クラス : CAppModule
ヘッダ : atlapp.h
Init
モジュールの初期化処理を行います。
MonitorProc
モニタ プロシージャです。
MonitorShutdown
シャットダウンを監視します。
StartMonitor
監視を開始します。
Term
モジュールの終了処理を行います。
Unlock
ロック カウントをデクリメントします。
モジュールの初期化処理を行います。
ATL::_ATL_OBJMAP_ENTRY* pObjMap
オブジェクト マップの配列を指定します。NULL を指定することができます。
HINSTANCE hInstance
インスタンス ハンドルを指定します。
const GUID* pLibID = NULL
ライブラリ ID を指定します。既定では NULL です。
初期化処理に成功したかどうかを返します。
モニタ プロシージャです。
void* pv
void ポインタです。ここではこのクラスへのポインタが渡されます。
常に 0 を返します。
StartMonitor メソッドでこのプロシージャのスレッドが開始されます。
このスレッドでは、pv パラメータを介して this ポインタを得、MonitorShutdown メソッドを呼び出してシャットダウンを監視します。
シャットダウンを監視します。
引数はありません。
戻り値はありません。
監視を開始します。
引数はありません。
監視の開始に成功したかどうかを返します。
モジュールの終了処理を行います。
引数はありません。
戻り値はありません。
ロック カウントをデクリメントします。
引数はありません。
現在のロック カウントを返します。
ロック カウントが 0 である場合、m_bActivity メンバを true に設定し、m_hEventShutdown メンバをシグナル状態に設定します。
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